心のブレーキを外し、新しい一歩を選ぶ
第132回 エモーションコード体験実践会レポート

2026年7月28日、第132回「エモーションコード体験実践会」をオンラインで開催しました。
今回は、エモーションコードを初めて体験される方、本を読んで学ばれている方、すでにプラクティショナーとして活動されている方が参加してくださいました。
経験や立場はそれぞれ異なりますが、皆さんに共通していたのは、
「感情やエネルギーについて、もっと深く知りたい」
「自分の中にある見えないブレーキを外したい」
という思いでした。
※参加者のお名前は、プライバシーに配慮してイニシャルでご紹介しています。
「解放した感情は、また戻ってくるのですか?」
体験会の前半では、Y.H.さんからこのような質問がありました。
エモーションコードで解放した感情は、また戻ってくるのでしょうか?
これは、エモーションコードを体験された方からよくいただく質問の一つです。
エモーションコードでは、一度特定して解放した「囚われた感情」そのものが、再び戻ってくるわけではないと考えます。
ただし、同じような悲しみや不安、怒りを、人生の別の時期にも経験していることがあります。
たとえば「悲しみ」という同じ種類の感情であっても、
- 幼少期に経験した悲しみ
- 大人になってから経験した悲しみ
- 家系から受け継いだと考えられる悲しみ
では、それぞれが別の感情エネルギーとして残っている可能性があります。
そのため、セッションを進める中で、似た種類の感情が繰り返し見つかることがあります。
これは、解放した感情が戻ってきたのではなく、同じテーマに関係する別の感情が見つかったということです。
一つひとつ解放していくことで、心に残っている感情の層は少しずつ減っていきます。
家系から受け継いだ感情について
今回の体験会では、「遺伝した感情」についても話が広がりました。
エモーションコードでは、自分が直接経験したものだけでなく、両親や先祖から受け継いだと考えられる感情が見つかることがあります。
Y.H.さんは、以前のセッションで「14代前の先祖に由来する感情」が特定された経験について話してくださいました。
自分のところで感情を解放した場合、家族や先祖にも何らかの影響があるのでしょうか?
エモーションコードの考え方では、家系から受け継いだ感情を解放することは、自分だけでなく、親や子どもなど直系の家族にも良い影響を与える可能性があるとされています。
私たちは知らないうちに、家族の中で繰り返されてきた考え方や反応のパターンを受け継いでいることがあります。
その流れに気づき、自分のところで手放す。
それは、過去を否定することではありません。
これまでの家族の歴史を受け止めながら、これからの新しい流れを選び直すことでもあるのです。
「決断したいのに、前に進めない」
後半は、Y.H.さんにご協力いただき、短いデモンストレーションを行いました。
今回のテーマは、
やりたいことがあるのに、決断しようとするとブレーキがかかってしまう
というものでした。
Y.H.さんには、心から情熱を感じられる活動がありました。
一方で、
「本当にそれで生活していけるのだろうか」
「今の仕事を続けなければならないのではないか」
という不安があり、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態になっていました。
私たちは、何か新しいことを始めようとすると、慣れ親しんだ場所へ戻ろうとします。
現在の環境が理想的ではなかったとしても、これまで経験したことのない未来よりは、今までと同じ状態のほうが安全だと潜在意識が判断することがあるからです。
潜在意識に残っていた二つの言葉
確認を進めていくと、Y.H.さんの中に、潜在的な暗示のように繰り返されていた二つの言葉が特定されました。
一つ目は、
I am not okay.
私は十分ではない。
二つ目は、
I am not safe.
私は安全ではない。
というものでした。
「私は十分ではない」と感じていると、自分のアイデアや能力を信じることが難しくなります。
「私は安全ではない」と感じていると、新しい世界へ進むよりも、現在の場所にとどまることを選びやすくなります。
さらに、その根底に関係するものとして、27歳頃に感じたと考えられる「罪悪感」が特定されました。
これらを一つずつ解放していきました。
心のブレーキが「6」から「3」へ
セッション前に、Y.H.さんに心のブレーキの強さを10段階で表していただきました。
最初の数値は「6」でした。
感情や潜在的な暗示を解放した後、立ち上がって身体を動かし、深呼吸をしていただきました。
そして、もう一度確認すると、
3くらいです。
という答えが返ってきました。
短いデモンストレーションでしたが、Y.H.さんが感じていたブレーキは、主観的な数値で「6」から「3」へと軽くなりました。
もちろん、感じ方や変化には個人差があります。
大切なのは、数値だけではありません。
心に少し余白が生まれたとき、その余白を使って何を選ぶのかということです。
感情を解放した後に必要なこと
感情を解放すると、心が軽くなることがあります。
しかし、感情を解放するだけで、人生のすべてが自動的に変わるわけではありません。
その後に必要なのは、
新しい選択をすることです。
「変えたい」と思っているだけでは、まだ願望の段階です。
そこから、
私は、これをします。
と決めることで、現実が動き始めます。
大きな決断でなくても構いません。
小さくても、今までとは違う選択をすること。
疑いから見るのではなく、信頼から見る。
「自分には無理かもしれない」ではなく、「私はやります」と決める。
体験会では、参加者全員に「今日から変える小さな選択」を一つ決めていただきました。
参加者が決めた、新しい一歩
F.S.さんは、これまで何度も始めたいと思いながら行動できていなかった英語の勉強について、
英語の勉強を始めます。
と決められました。
Tさんは、お子さんに対して、つい強い言い方や嫌味のような言い方になってしまうことに気づき、
子どもへの言い方を変えます。まずは褒めることから始めます。
という一歩を選びました。
そして、デモンストレーションを受けたY.H.さんは、
自分でデザインしたものを、まず一度形にしてみます。
と宣言されました。
ずっと温めていたアイデアを、考え続けるだけではなく、実際に形にする。
それが、今回Y.H.さんが選んだ新しい一歩でした。
「変わりたい」から「私は変える」へ
今回の体験実践会を通して、改めて感じたことがあります。
エモーションコードは、過去の感情を探して終わるためのものではありません。
感情によって狭くなっていた心の中に、新しい選択ができる余白をつくるためのものです。
心のブレーキが少し軽くなったとき、
「本当は、私はどうしたいのだろう?」
と自分に問いかけてみてください。
そして、小さくても構いません。
今日できる一歩を決めてみてください。
「いつか変わりたい」ではなく、
「私は、今日からこれをします」
その決断が、新しい人生の始まりになります。
エモーションコード体験実践会について
エモーションコード体験実践会では、エモーションコードに関する質問への回答や、実際のセッションのデモンストレーションなどを行っています。
初めての方も、現在学ばれている方も、プラクティショナーとして活動されている方もご参加いただけます。
心や身体、人間関係の中にある、理由の分からない違和感や繰り返されるパターン。
その背景には、自分でも気づいていない感情が関係しているかもしれません。
一人で考え続けるのではなく、まずはエモーションコードの世界を体験してみてください。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。
【エモーションコード体験実践会のお申し込みはこちら】
※ここにお申し込みページのリンクを挿入してください。
※本記事でご紹介した内容は、参加者ご本人の体験と感想に基づくものです。感じ方や変化には個人差があります。エモーションコードは医療行為ではなく、病気の診断、治療、予防を目的とするものではありません。
